それではグルーブ・クリップの作成です。
マニアックな部分に入ってきたと思っているかもしれませんが、
SONAR1発売当初は、オーディオ・MIDI・アシッダイズドWAVの
統合DAWとして登場したらしく、これこそSONARの実力を遺憾なく発揮できる
機能なので、決してマニアックとは思わないでください。
操作方法です。
グルーブ・クリップにしたいオーディオデータをダブルクリックし、
ループコンストラクションビューを開きます。左上の
「ループするグルーブクリップ」をクリック。
まずここで波形に縦の線が入りましたね。これは波形を分割するポイントで
この精度が重要になってきます。
「スライス分解能」を8ビートであれば8分音符にして「クリップのビート数」は
4/4拍子で1小節なら「4」にします。
この状態で、波形に合っていないスライスがあれば、マウスを使って合わせたり
必要ないスライスは消去したりしていきます。消去の仕方は「マーカーの消去」を
クリックし、上の赤い三角形をクリックして、透明にすれば消去できます。
スライスを挿入したい時は「選択ツール」をクリックして、スライスを
挿入したい箇所のタイムルーラー上でダブルクリックすれば挿入できます。
一応この状態でグルーブ・クリップになっています。テンポを変えて
再生してみてください。SONARのテンポに追従してくるはずです。
次回グルーグ・クリップについての最後の仕上げを書いていきます。
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