2007年9月30日日曜日

BLUES JUNIOR

長い間、放浪の旅に出していたブルースジュニアが

我が家に帰ってきたので、(というか無理言って返してもらった)

久し振りにエレキを弾いた。

やっぱりオールチューブはいいねぇ。

エフェクターも繋がずギターから直で鳴らしたけど、

旅に出てる間にかなり熟成された感じ。

真空管のねばりが抜群。

改めて惚れ直したよ。

育ててくれた広大君ありがとう!!



それではSONAR使い方

ベロシティ・発音タイミングに続いて今回は音の長さです。

音の長さは「デュレーション」といいます。

音をどこで切るか。どこまで伸ばすか。

これによって聴こえ方の印象がかなりかわります。

発音タイミング同様、感性です。

色々試してみてください。

2007年9月23日日曜日

ぶらっと楽器屋に

ここ最近いまいち音楽活動に身が入らないので、

昔よく行っていた楽器屋さんに気分転換も兼ねて

ぶらっと行って来ました。

そこは我々DAWユーザーなどこの世にいないと思わせるような

超バンドマン志向の店で、ギター小僧の頃のような気持ちに

思わずなってしまいました。

335のワインレッドが渋かった~っ!


そこでエフェクターを見ていたらBOSSからフェンダー、

ベースマンをモデリングしたコンパクトエフェクターが出ていた。

渋いっ!!

デラックスリバーブまであった。

にくいっ!!

モデリングなのであまり期待はしていないが、なぜか無性に気になる。

値段も手頃。

買おかなぁ。

でもそうなるとギターも欲しくなる。念願のサイクロン。

あかん。あかん。出費が・・・・・・。


一人でそんなことを考えていたら、店のおっちゃんが

BOSSのエフェクターを紹介しているDVDをくれた。おっちゃんありがとう。

帰ってさっそく見てみると、インストラクターのお兄さんが

エフェクターをとっかえひっかえ弾きまくっている。

「そんな弾かんでもっ!!」っていうぐらい弾いている。

しかもどれも音がいい。そこで気付いた。

結局は機材じゃなく腕なんだと。さぁ、練習しよっ!!



さて本題のSONAR使い方。

前回のベロシティに続いて、今回は発音のタイミング。

このタイミングがきっちりしすぎていると、機械的に

聴こえてしまいます。わずかにタイミングをずらす事によって、

ノリが表現できるようになります。

ずらし方はあなたの感覚しだい。

感性を研ぎ澄ますんだ。!!

2007年9月20日木曜日

ベロシティの調整

前回の続きです。

個々のベロシティはピアノロール画面で変えますが

トラック全体のベロシティを一括して変えることもできます。

トラックビューの一番下の「All」をクリックして、トラック情報全てを

表示します。この中にベロシティをかえるところがあるので、

トラック全体のベロシティを調整したいときは、ここでやってください。

2007年9月16日日曜日

MIDIフレーズにノリを

最近書くネタがなくなってきました。

なくなってきたというか、一応あるんだけど上手く説明できない。

まぁ、今までもうまく説明できていたかどうかはわかりませんが・・・・・。

ということで、しばらくつなぎのような感じでMIDIプログラミングの

基礎について書いていきます。


まず第一回目。

MIDIで打ち込んだフレーズが機械的に聴こえないようにするために、

一番効果的なのが、ベロシティに変化をつけるということです。

ベロシティとは、音の強さのことを言います。(音量ではありません)

SONARでは、MIDIトラックのピアノロール画面を開くと、画面下側に

縦に入った線があります。これがベロシティ値です。左側には0~127

の数字が表示されており、数字が大きくなるに従い、音の強さが増します。

強さが増すというのは、たとえばドラムのハイハットのチッチッチッという

リズムにノリをだそうと思ったときに、このベロシティに

変化をつけることによって、機械的にはならず、ドラマーが叩いたような

ノリを表現することができます。先程音量ではないと書きましたが

結果として音量も変わります。が、それ以上に音色に強弱がついて

ノリがうまれるのです。

強く叩いた時と弱く叩いた時とでは、音色も違いますよね。

SONARでのベロシティの調整の仕方。

ピアノロール画面でノートをクリックすると「ノートのプロパティ」

ダイアログが表示されます。この中のベロシティの数字を変えればOKです。

他にもやり方は色々あります。多分説明しなくてもなんとなく

そこら辺りをクリックしたりしていればわかるとおもいます。

2007年9月9日日曜日

グルーブ・クリップ おまけ

もう少しグルーブ・クリップで遊びたいという方のために、

各スライスごとに「ゲイン」「パン」「ピッチ」を

変更することができます。

メニューバーの「スライスのオートプレビュー」をクリックすると

メニューバーのゲイン・パン・ピッチの数値が変えられるようになるので

ここで調整してください。ドラムのリズムをグルーブ・クリップにして

スネアのピッチを変えてみるとか、いろいろと使えると思います。


ここまでやればあなたもループマスター。

がんばれ!!

2007年9月5日水曜日

グルーブ・クリップ 仕上げ編

グルーブ・クリップの最後の仕上げです。

グルーブ・クリップはテンポ、ピッチを自由に変更できると書きましたが

そのためにはクリップに情報を与えなければいけません。

まずテンポ情報。これは前回「クリップのビート数」というところを

入力したので、すでにテンポに関する情報は与えられています。

次にピッチ情報。ツールバーの「プロジェクトのキーに従う」をONにして

「ルートノート」の中からキーを選択します。

これで違うキーの曲でも同じグルーブ・クリップが使えるように

なったのと同時に、完璧にアシッダイズされました。

せっかくなので保存しておきましょう。左上の「ループをWAVファイルに保存」

から保存することができます。

この機能はなにが良いかというと、ループデータとして

保存できるというのもあるのですが、曲のテンポを変えたいと思ったときに、

通常のオーディオデータでは、テンポに追従しないので

もう一度録り直さなければいけません。「俺はいくらでも録り直すぜ!」

という人は良いのですが、せっかくのベストテイクが使えなくなるのが

イヤな時など、この機能を利用すると良いと思います。

2007年9月2日日曜日

グルーブ・クリップを作ろう

それではグルーブ・クリップの作成です。

マニアックな部分に入ってきたと思っているかもしれませんが、

SONAR1発売当初は、オーディオ・MIDI・アシッダイズドWAVの

統合DAWとして登場したらしく、これこそSONARの実力を遺憾なく発揮できる

機能なので、決してマニアックとは思わないでください。


操作方法です。

グルーブ・クリップにしたいオーディオデータをダブルクリックし、

ループコンストラクションビューを開きます。左上の

「ループするグルーブクリップ」をクリック。

まずここで波形に縦の線が入りましたね。これは波形を分割するポイントで

この精度が重要になってきます。

「スライス分解能」を8ビートであれば8分音符にして「クリップのビート数」は

4/4拍子で1小節なら「4」にします。

この状態で、波形に合っていないスライスがあれば、マウスを使って合わせたり

必要ないスライスは消去したりしていきます。消去の仕方は「マーカーの消去」を

クリックし、上の赤い三角形をクリックして、透明にすれば消去できます。

スライスを挿入したい時は「選択ツール」をクリックして、スライスを

挿入したい箇所のタイムルーラー上でダブルクリックすれば挿入できます。


一応この状態でグルーブ・クリップになっています。テンポを変えて

再生してみてください。SONARのテンポに追従してくるはずです。


次回グルーグ・クリップについての最後の仕上げを書いていきます。