録音したオーディオ素材にエフェクトをかけてみましょう。
SONARには非常に素晴らしいエフェクターが内蔵されていますが
その中の「Sonitus fx」というものを、使ってみたいと思います。
何をかくそう私はたきは、一応ギタリストなのでギターフレーズに
エフェクトをかけるという前提で話を進めていきます。
録音した素材があるトラックのFX欄で右クリック-「オーディオFX」-「Sonitus fx」
とクリックし、まずはコンプレッサーをかけたいので「Compressor」を選択します。
自分でこまかくスレッショルドやレシオを設定してもよいのですが、
プリセットの「dbx 165」を選びました。わたしの中でコンプといえば
dbxかダイナコンプです。
音の違いを確認すると、しっかりとコンプがかかっています。
いいエフェクターですね~。感動します。
(是非、色々と数値を変えて音の変化を感じてください。)
以上がエフェクター「Sonitus fx」の操作方法です。
このようにエフェクトも非常に手軽に使うことができ、
外部エフェクトを用意しなくても、SONARでクオリティの高い音作りが行えます。
もちろん、生音で録音しているので後から設定を変更することもできますし、
FX欄の緑の点灯を消せば、エフェクトをキャンセルすることもできます。
次回からもエフェクトについて書いていこうと思います。
2007年7月30日月曜日
2007年7月29日日曜日
2007年7月27日金曜日
マーカー
曲中の特定のポイントにマーカーをつけることにより、
その箇所への移動を容易にしたり、画面表示部が曲中の
どこの部分なのかを分かりやすくするため、などに使う事ができます。
使用方法は、SONAR画面上メニューバーの「表示」-「ツールバー」とクリックし
「マーカー」にチェックを入れ、ツールバーに表示します。
トラックビューでマーカーを挿入したいポイントをクリックし、
ツールバーの「マーカーの挿入」をクリック、名前を入力して「OK」で完了です。
「前のマーカーにジャンプ」「次のマーカーにジャンプ」は前後のマーカーへの
移動に使用します。
また、マーカービューではマーカー挿入箇所を一覧表示し、
ここで挿入・削除をすることもできます。
必ず使わなければいけないということはありませんが、
制作過程でかなり重宝する機能です。
その箇所への移動を容易にしたり、画面表示部が曲中の
どこの部分なのかを分かりやすくするため、などに使う事ができます。
使用方法は、SONAR画面上メニューバーの「表示」-「ツールバー」とクリックし
「マーカー」にチェックを入れ、ツールバーに表示します。
トラックビューでマーカーを挿入したいポイントをクリックし、
ツールバーの「マーカーの挿入」をクリック、名前を入力して「OK」で完了です。
「前のマーカーにジャンプ」「次のマーカーにジャンプ」は前後のマーカーへの
移動に使用します。
また、マーカービューではマーカー挿入箇所を一覧表示し、
ここで挿入・削除をすることもできます。
必ず使わなければいけないということはありませんが、
制作過程でかなり重宝する機能です。
2007年7月25日水曜日
2007年7月22日日曜日
メトロノーム
レコーディングの必需品メトロノームを使ってみましょう
SONAR初期状態ではメトロノームツールバーは
表示されていないので、
SONARメニューバーの「表示」-「ツールバー」とクリックして
「メトロノーム」にチェックを入れます。
するとツールバーにメトロノームが表示されます。
この中に、「再生時のメトロノーム」と「録音時のメトロノーム」とあり、
ONにしておけば、それぞれメトロノームが有効になるということです。
その横に「オーディオメトロノーム」と「MIDIメトロノーム」とあります。
「MIDIメトロノーム」を使おうと思うと、少々話がややこしくなるので
初心者はおとなしく「オーディオメトロノーム」を使いましょう。
その方が、シンプルで解りやすいです。
基本的にはこれでメトロノームを使う事ができます。
が、ツールバーの中の「メトロノームの設定」をクリックすると、
カスタマイズできるようになっており、一拍目とその他の拍の音色や
出力先を変更する事ができます。
好みでカスタマイズしてみてください。
一つオススメの設定が、「録音カウントイン」を使うということです。
これは録音開始時に任意の長さのカウントを入れて
テンポの感覚をつかむことができるものです。
ちなみに私の設定は 「 録音カウントイン [4] 」・「拍」で
設定してあります。
どうぞ使ってみてください。レコーディングがぐっとやりやすくなります。
SONAR初期状態ではメトロノームツールバーは
表示されていないので、
SONARメニューバーの「表示」-「ツールバー」とクリックして
「メトロノーム」にチェックを入れます。
するとツールバーにメトロノームが表示されます。
この中に、「再生時のメトロノーム」と「録音時のメトロノーム」とあり、
ONにしておけば、それぞれメトロノームが有効になるということです。
その横に「オーディオメトロノーム」と「MIDIメトロノーム」とあります。
「MIDIメトロノーム」を使おうと思うと、少々話がややこしくなるので
初心者はおとなしく「オーディオメトロノーム」を使いましょう。
その方が、シンプルで解りやすいです。
基本的にはこれでメトロノームを使う事ができます。
が、ツールバーの中の「メトロノームの設定」をクリックすると、
カスタマイズできるようになっており、一拍目とその他の拍の音色や
出力先を変更する事ができます。
好みでカスタマイズしてみてください。
一つオススメの設定が、「録音カウントイン」を使うということです。
これは録音開始時に任意の長さのカウントを入れて
テンポの感覚をつかむことができるものです。
ちなみに私の設定は 「 録音カウントイン [4] 」・「拍」で
設定してあります。
どうぞ使ってみてください。レコーディングがぐっとやりやすくなります。
2007年7月17日火曜日
チューニング
ギターなどを録音するとき、チューニングをしなければいけませんが、
SONARにはチューナーがビルトインされています。
使用方法は、録音したいトラックのFX欄を右クリック
「オーディオFX」-「Cakewalk」-「Tuner」とクリック
トラック内にある「インプットモニタ」(「M」「S」「R」の右にある、
音が右のほうに出ているようなイメージのマーク)を
オンにすれば使用可能となります。
使ってみた感じは、メーターが細かく動いて少し使いづらかったですが
慣れていないチューナーというのは、最初は戸惑うものです。
慣れれば問題は全然ありません。
そして、FX欄をみると「Tuner」と表示されています。
ということは、次回からは「オーディオFX」-「Cakewalk」-「Tuner」という
操作は必要なく、この「Tuner」という文字をダブルクリックすれば
再び画面上にチューナーが表示され、チューニングが可能となるわけです。
SONARにはチューナーがビルトインされています。
使用方法は、録音したいトラックのFX欄を右クリック
「オーディオFX」-「Cakewalk」-「Tuner」とクリック
トラック内にある「インプットモニタ」(「M」「S」「R」の右にある、
音が右のほうに出ているようなイメージのマーク)を
オンにすれば使用可能となります。
使ってみた感じは、メーターが細かく動いて少し使いづらかったですが
慣れていないチューナーというのは、最初は戸惑うものです。
慣れれば問題は全然ありません。
そして、FX欄をみると「Tuner」と表示されています。
ということは、次回からは「オーディオFX」-「Cakewalk」-「Tuner」という
操作は必要なく、この「Tuner」という文字をダブルクリックすれば
再び画面上にチューナーが表示され、チューニングが可能となるわけです。
2007年7月15日日曜日
SONARへ録音してみよう
それではいよいよSONARへの録音です
録音したいオーディオトラックの「R」をクリックして、待機状態にします。
そしてメニューバー下の録音ボタンまたは、キーボード(パソコンの方です)の
「R」を押すと録音開始となります。簡単ですね。
録音前にリズムに合わせて練習をしたいときなどは
録音待機状態で再生だけさせれば、録音はされないので
そこで確認ができます。
そして、それと同時にクリッピングの確認もしましょう。
入力の音量が大きすぎると、音が歪んでしまうので
歪まない程度の適正な音量にしてください。
これはSONARに限らずどの録音機器であっても一緒です。
SONARにはノーマライズという処理があり、これは録音した素材を
クリッピングがおきない程度に音量を上げるというものです。
操作方法はノーマライズしたい素材を選択して、
メニューバーの「プロセス」-「オーディオ」-「ノーマライズ」とクリックし
とりあえず100%にして「OK」をクリックすれば、ノーマライズされ
音量が上がっているはずです。
ですので録音時はクリッピングしないすれすれよりも
少し音量を下げた状態でやっても良いと思います。
録音したいオーディオトラックの「R」をクリックして、待機状態にします。
そしてメニューバー下の録音ボタンまたは、キーボード(パソコンの方です)の
「R」を押すと録音開始となります。簡単ですね。
録音前にリズムに合わせて練習をしたいときなどは
録音待機状態で再生だけさせれば、録音はされないので
そこで確認ができます。
そして、それと同時にクリッピングの確認もしましょう。
入力の音量が大きすぎると、音が歪んでしまうので
歪まない程度の適正な音量にしてください。
これはSONARに限らずどの録音機器であっても一緒です。
SONARにはノーマライズという処理があり、これは録音した素材を
クリッピングがおきない程度に音量を上げるというものです。
操作方法はノーマライズしたい素材を選択して、
メニューバーの「プロセス」-「オーディオ」-「ノーマライズ」とクリックし
とりあえず100%にして「OK」をクリックすれば、ノーマライズされ
音量が上がっているはずです。
ですので録音時はクリッピングしないすれすれよりも
少し音量を下げた状態でやっても良いと思います。
2007年7月11日水曜日
オーディオインターフェース
前回までMIDI関係について書いてきましたが
オーディオの方もやっていこうと思います。
まずは音の出入り口のオーディオインターフェースについて。
オーディオインターフェースとは?
ボーカルやギターなどをレコーディングしたり、録音した音やソフトシンセの音を
モニタリングする為のものであり、DAW環境ではなくてはならないものであります。
接続
パソコンとの接続方法はUSBとFire wire(IEEE 1394)があり
Fire wireの方がUSBよりも高速なため、同時に多チャンネルを扱う事ができます。
音質
オーディオインターフェースのカタログをみると、
○○bit/○○KHzと記載されているのをみかけます。
これは、bitはサンプリングビットで、数値が高いほど
「ダイナミックレンジの広い音」が録音でき、
KHzはサンプリングレートで「一秒間に何回サンプリングするか」で、
数値が高いほどアナログ信号に忠実な波形が再現できます。
簡単に言うと数値が高ければ、性能も良くなるということです。
ちなみにCDは44.1KHz/16bitです。
オーディオの方もやっていこうと思います。
まずは音の出入り口のオーディオインターフェースについて。
オーディオインターフェースとは?
ボーカルやギターなどをレコーディングしたり、録音した音やソフトシンセの音を
モニタリングする為のものであり、DAW環境ではなくてはならないものであります。
接続
パソコンとの接続方法はUSBとFire wire(IEEE 1394)があり
Fire wireの方がUSBよりも高速なため、同時に多チャンネルを扱う事ができます。
音質
オーディオインターフェースのカタログをみると、
○○bit/○○KHzと記載されているのをみかけます。
これは、bitはサンプリングビットで、数値が高いほど
「ダイナミックレンジの広い音」が録音でき、
KHzはサンプリングレートで「一秒間に何回サンプリングするか」で、
数値が高いほどアナログ信号に忠実な波形が再現できます。
簡単に言うと数値が高ければ、性能も良くなるということです。
ちなみにCDは44.1KHz/16bitです。
2007年7月8日日曜日
同期[synchronization] その3
それでは、SONARで同期の設定をしてみましょう。
☆MTCのマスターとして使用する場合
SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「同期」とクリックして
ここで「MTC送出」にチェックを入れる。
するとフレームレートが選択可能になります。
フレームレートとは?
同期信号を送るのに一秒間を何分割するのか、です。
当然これは、スレーブ側の機器にあわせることになります。
ちなみに音楽関係の機器で基準となっているのが
「30 FPS NDF」であり
その他の「24 FPS」 「25 FPS」などは
テレビやビデオ機器で利用されているようです。
☆MTCのスレーブとして使用する場合
SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「クロック」とクリックして
「MTC」にチェックを入れる
☆MIDIクロックのマスターとして使用する場合
MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き
「同期」-「MIDIスタート/コンティニュー/ストップ/クロック送出」にチェックを入れる
☆MIDIクロックのスレーブとして使用する場合
MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き
「クロック」-「MIDIクロック」にチェックを入れる
ポートについて
MTC・MIDIクロックのどちらでもマスターにすると
出力ポートを選択するようになっています
これは同期信号を流すポートのことなのですが
演奏情報と同じポートで流すと、うまく同期をしない可能性がありますので
同期信号専用のポートを一つ用意しておいてください
☆MTCのマスターとして使用する場合
SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「同期」とクリックして
ここで「MTC送出」にチェックを入れる。
するとフレームレートが選択可能になります。
フレームレートとは?
同期信号を送るのに一秒間を何分割するのか、です。
当然これは、スレーブ側の機器にあわせることになります。
ちなみに音楽関係の機器で基準となっているのが
「30 FPS NDF」であり
その他の「24 FPS」 「25 FPS」などは
テレビやビデオ機器で利用されているようです。
☆MTCのスレーブとして使用する場合
SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「クロック」とクリックして
「MTC」にチェックを入れる
☆MIDIクロックのマスターとして使用する場合
MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き
「同期」-「MIDIスタート/コンティニュー/ストップ/クロック送出」にチェックを入れる
☆MIDIクロックのスレーブとして使用する場合
MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き
「クロック」-「MIDIクロック」にチェックを入れる
ポートについて
MTC・MIDIクロックのどちらでもマスターにすると
出力ポートを選択するようになっています
これは同期信号を流すポートのことなのですが
演奏情報と同じポートで流すと、うまく同期をしない可能性がありますので
同期信号専用のポートを一つ用意しておいてください
2007年7月3日火曜日
同期[synchronization] その2
実際にSONARでは、どのような同期方法が可能かというと
MTC(MIDIタイムコード)とMIDIクロックという方法が可能です
両者の違いを説明すると
MTCは
①絶対的な時間情報を送受信する
②MIDIクロックによる同期とは異なり、それぞれの機器間で
テンポが違っていても、演奏内容が変化する事はない
③曲の途中からでも同期ができる
MIDIクロックは
①拍を基準にしており、テンポの基準となるクロック情報を送受信する
②送信側のテンポ設定に応じて間隔が伸縮し、受信側のテンポ設定は無効
③曲の途中からは同期できない
という違いがあります。
専門的な立場からいえば、もっといろんな違いがあるのかもしれませんが
あくまで私の知識の範囲内ですので・・・・・・。
そしてこのMTC、MIDIクロックのどちらに対してもマスターにもスレーブにもなれます
つまりSONAR自身はMTCのマスター、MTCのスレーブ
MIDIクロックのマスター、MIDIクロックのスレーブという
4パターンの同期方法が可能なのです
同期方法は相手の機器とそろえる必要があります
SONARがMTCなら相手もMTCでなければいけません
相手の機器がMTCにもMIDIクロックにも対応している場合、
どちらを使えば良いかというと、使いやすさや精度を考えると
MTCの方が良いように思われます。
MTC(MIDIタイムコード)とMIDIクロックという方法が可能です
両者の違いを説明すると
MTCは
①絶対的な時間情報を送受信する
②MIDIクロックによる同期とは異なり、それぞれの機器間で
テンポが違っていても、演奏内容が変化する事はない
③曲の途中からでも同期ができる
MIDIクロックは
①拍を基準にしており、テンポの基準となるクロック情報を送受信する
②送信側のテンポ設定に応じて間隔が伸縮し、受信側のテンポ設定は無効
③曲の途中からは同期できない
という違いがあります。
専門的な立場からいえば、もっといろんな違いがあるのかもしれませんが
あくまで私の知識の範囲内ですので・・・・・・。
そしてこのMTC、MIDIクロックのどちらに対してもマスターにもスレーブにもなれます
つまりSONAR自身はMTCのマスター、MTCのスレーブ
MIDIクロックのマスター、MIDIクロックのスレーブという
4パターンの同期方法が可能なのです
同期方法は相手の機器とそろえる必要があります
SONARがMTCなら相手もMTCでなければいけません
相手の機器がMTCにもMIDIクロックにも対応している場合、
どちらを使えば良いかというと、使いやすさや精度を考えると
MTCの方が良いように思われます。
2007年7月1日日曜日
同期[synchronization]
DAWとシンセサイザー(もしくは、その他シーケンサーなど)
を使っていると
同期の必要性がでてきます。
そこで
この同期について、何回かに分けて
書いていこうと思います。
まず同期とは?
テンポ機能をもつシーケンサーなどが
マスターとなる機器とテンポを同じにすること。
テンポのもととなる機器を「マスター」
従う方を「スレーブ」
といい
マスター側がスレーブ側をコントロールするという
関係になります。
したがって同期信号は、マスターからスレーブへの
一方通行となります。
同期を使えば、各機器との間で
演奏/停止を連動させたり
タイミングを合わせて再生・録音することができます。
まずは、この「マスター」と「スレーブ」という関係を
頭にいれておいてください。
を使っていると
同期の必要性がでてきます。
そこで
この同期について、何回かに分けて
書いていこうと思います。
まず同期とは?
テンポ機能をもつシーケンサーなどが
マスターとなる機器とテンポを同じにすること。
テンポのもととなる機器を「マスター」
従う方を「スレーブ」
といい
マスター側がスレーブ側をコントロールするという
関係になります。
したがって同期信号は、マスターからスレーブへの
一方通行となります。
同期を使えば、各機器との間で
演奏/停止を連動させたり
タイミングを合わせて再生・録音することができます。
まずは、この「マスター」と「スレーブ」という関係を
頭にいれておいてください。
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