2007年7月8日日曜日

同期[synchronization] その3

それでは、SONARで同期の設定をしてみましょう。

☆MTCのマスターとして使用する場合

SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「同期」とクリックして

ここで「MTC送出」にチェックを入れる。

するとフレームレートが選択可能になります。


フレームレートとは?

同期信号を送るのに一秒間を何分割するのか、です。
当然これは、スレーブ側の機器にあわせることになります。
ちなみに音楽関係の機器で基準となっているのが
「30 FPS NDF」であり
その他の「24 FPS」 「25 FPS」などは
テレビやビデオ機器で利用されているようです。


☆MTCのスレーブとして使用する場合

SONARメニュー画面の「オプション」-「プロジェクト」-「クロック」とクリックして

「MTC」にチェックを入れる

☆MIDIクロックのマスターとして使用する場合

MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き

「同期」-「MIDIスタート/コンティニュー/ストップ/クロック送出」にチェックを入れる

☆MIDIクロックのスレーブとして使用する場合

MTCのときと同様、プロジェクトオプションダイアログを開き

「クロック」-「MIDIクロック」にチェックを入れる


ポートについて

MTC・MIDIクロックのどちらでもマスターにすると
出力ポートを選択するようになっています
これは同期信号を流すポートのことなのですが
演奏情報と同じポートで流すと、うまく同期をしない可能性がありますので
同期信号専用のポートを一つ用意しておいてください

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